こんにちわ貴浩です!
今回はプロ野球のネット用語の一つ「魔改造」についての説明をしていきたいと思います!
たびたびネットで気になる言葉が出てきますよね。
よく見かけるけど、どういう意味?というものが多々ありますが今回はその疑問の一つを解決していきたいと思います!
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目次
魔改造って何?
魔改造という言葉の意味は
「常人には思いつかないような、夢とロマンがある無茶苦茶な改造」
を意味し、語源は漫画「プラモ狂四郎」と言われています。
プラモ狂四郎というのは漫画雑誌「コミックボンボン」に連載されたプラモ作りとバトルを描いた漫画でプラモ作りが主とした内容となっています。
そこから派生して魔改造という言葉が広く使われるようになり、野球業界では
「結果を残せていない選手が一か八かの改造をした結果、見違えるような進化を遂げる」
という意味で使われています。
魔改造の成功例
プロ野球選手の多くは何かしらの武器やポテンシャルを持ってその世界に飛び込んだ選手が多いですが、2軍でその才能を開花させられず苦労している選手は少なくありません。
そんな選手が才能を開花させた例をご紹介します!
松田遼馬 ソフトバンク所属
2011年ドラフト5位で阪神に入団、セットアッパーとして期待されるも制球難で1軍定着は出来ず、2018年にソフトバンクの飯田優也投手とトレードで移籍。
すると、翌年2019年に才能が開花し速いストレートはそのままに制球力を向上させ開幕から12試合連続無失点を記録。
貴重な中継ぎ投手として活躍しています。
千賀滉大 ソフトバンク所属
2010年育成ドラフト4位でソフトバンクに入団すると当初はストレート最速140kmほどでしたが中日の吉田一起投手との合同自主トレでアドバイスを貰うと「おばけフォーク」が完成。
支配下すると中継ぎで結果を出し、先発に転向すると二桁勝利、さらに開幕投手も務め
2019年は161kmを計測した事や160km台を連発し、メディアを騒がせました。
桑原謙太朗 阪神所属
2007年ドラフト3位で横浜に入団するも結果が出ずにオリックスへトレードに出されます。
さらに阪神に2014年、阪神へトレード移籍。
すると、2017年に才能が開花し、最大の特徴だったまっスラを武器に安定した制球力で中継ぎエースへと登り詰め、その年最優秀中継ぎ投手として選ばれました。
「和製リベラ」とも称され、遅咲きの右腕は魔改造の分かりやすい大成功の例です。
魔改造に定評のある投手コーチは誰?
このようにポテンシャルはあるけど、活躍できない選手がいる中で投手コーチの指導により開花した選手が多くいますが
魔改造に定評のあるコーチをご紹介したいと思います。
倉野信次 ソフトバンク所属
ドラフト4位でホークスに入団すると中継ぎや先発と両方でフル回転。
しかしその年活躍すると翌年以降は不調に陥り、3年に一度活躍する隔年の選手でした。
引退後、投手コーチを務めるとその手腕が発揮されます。
ソフトバンクの武田翔太、千賀滉大、岩嵜翔投手などを育成。
倉野コーチは150kmのストレートを投げられるよう指導するのが上手いコーチ。
「スケールの大きな投手を育てたい」というテーマの元、チームの顔となる選手を今後も量産していきそうです。
久保康生 ソフトバンク所属
近鉄バファローズに1位指名を受けると4年目にして頭角を現し先発ローテーションの一角として活躍。
トレードで阪神に移籍すると当初は先発として期待されるも中継ぎに専念し、長きに渡り活躍しました。
引退後、2005年に阪神1軍投手に就任。投手が育たなかった阪神の体質は久保コーチにより改善されたと言われて、この年はリーグ優勝しています。
2017年まで阪神に所属しましたが2018年からはソフトバンクに移籍。
久保コーチの育成では長身右腕やそれと似た外国人投手の指導、欠点修正に定評があり
代表的なのが阪神のランディ・メッセンジャー投手。
当初は中継ぎ起用するも結果が出ずに退団の可能性もあった中で先発をさせたのが久保コーチ。
ジェイソン・スタンリッジ投手からも慕われておりその指導力は本物。
まとめ
今回は野球用語についてのお話でした!
魔改造に定評のあるコーチがソフトバンク所属とはかなり説得力がありますね。
今後も新しいスター候補が次々出てきそうです。
ではわ今回は以上でお話を終わりたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
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