こんにちわ貴浩です!
今回は阪神の強打者、ホームランバッター、四番といった大型野手が育たない原因について考察したいと思います。
阪神は生え抜きで30本塁打以上打った選手が、掛布、岡田さん以来出ておらず
長距離砲を育てるのに苦労しています。
広い甲子園を主戦場にしているのも理由かと思いますが長距離砲が育たないのは長年の課題。
今回は何故、長距離砲が育たないのか原因を見ていこうと思います!
阪神が生え抜きホームラン量産打者育たないかな
夢見たいな— しゅん虎 (@hanshin190044) August 30, 2019
強打者FAばっかで生え抜きで育たないな〜阪神は
— 梁山泊 (@TripleKeisuke) September 4, 2018
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目次
阪神 生え抜きで20本塁打以上を達成した選手 1990年以降〜
八木祐(1992年)
新庄剛志(1993年、1994年、1997年、2000年)
桧山進次郎(1996年、1997年)
今岡誠(2004年、2005年)
濱中治(2006年)
鳥谷敬(2009年)
中谷将大(2017年)
20本塁打以上は鳥谷選手以来の8年ぶりに中谷選手が達成、右打者だけで見ると濱中さんの2006年以来の11年ぶりなので中谷選手の達成は偉業とも言えるかもしれませんね。
1985年掛布さんの40本以降、生え抜きで30本塁打は未だに出てきておらず
広い甲子園に浜風という独特な球場で長距離砲を育てるのは難しいのでしょう。
2016年、金本監督が就任して生え抜きの4番を育てる動きが出てきて大山、中谷選手などが期待されましたが
殻を破り、才能を開花させるまでは至らず、厳しい状況が続いています。
阪神の強打者、ホームランバッターが育たないのは何故?
阪神は長らく生え抜きで長距離砲が出てきません。
4番は主に外国人助っ人が担っていましたがここ最近は外れ助っ人を引き、やむなくベテランの福留、糸井選手や
経験の少ない中谷、大山選手が務め4番の重みが損なわれていると批判もありますね。
こうも育たない理由とは何なのか。
ドラフトで長距離砲を獲ってこない
ドラフト戦略において阪神は1位指名のほとんどが即戦力投手となっています。
和田政権では伊藤隼太選手の1位指名を除くと
2012年 藤浪晋太郎
2013年 岩貞祐太
2014年 横山雄哉
と先発投手を中心に獲得していますね。
甲子園をホームにしている為、戦略的には投手戦を武器にしようと考え、こうした偏りが出たと予想出来ます。
しかし、金本監督になってからは2015年は高山俊、2016年は大山悠輔選手と1位で野手を獲得しており
生え抜きスターの野手を育てようという動きが出ました。
高山、大山選手の2人はある程度貢献してくれていますし今後に期待ですね。
甲子園と鳴尾浜とのギャップ
阪神は甲子園をホーム球場にしていますが2軍は鳴尾浜球場です。
鳴尾浜はかなり狭い球場なので陽川選手は2軍で二冠を達成し、1軍での活躍を期待されました。
しかし、1軍に昇格するとホームランが出ず、単打ばかりで長距離砲の面影はありません。
やはり、鳴尾浜から甲子園に来た時に球場の広さの違いに少なからず影響が出ていると思います。
狭ければフルスイングでホームランになるという感覚も湧きやすいですが甲子園の場合は浜風もあらますしフルスイングでもホームランにならない事もあるので
精神的に球場の広さは影響を与えているように思います。

生え抜き打撃コーチ依存
阪神の打撃コーチは生え抜きばかり。
阪神の生え抜きはどちらかと言うと技巧派が多く、ストレートに強い野手を育てるノウハウを持っているのか疑問。
金本政権で物議を醸した片岡コーチは「広角に打てる事で打率を残せるようになる」という事で右打ちを強制させ
2017年に20本塁打打った中谷選手が翌年、右打ち偏重になったり大山選手が右打ちの意識が強くなったりと
コーチの指導に疑問を寄せる声が相次ぎました。
矢野政権では1軍の打撃コーチは濱中コーチ、2軍は新井良太コーチ。
濱中コーチはともかく新井良太コーチというのは阪神ファンはかなり驚かされたように思います。
阪神は金本監督が連れてきた元巨人の香田投手コーチを連れて来た事で投手陣の育成を推し進めました。
外様を招聘した事で他球団のノウハウが入り、育成やブルペンの運営など好影響を与えました。
同様に打撃コーチも生え抜きにこだわらず外様から招聘して来ても良いと思います。
身近なところでは掛布さんがいますし、再び現場に戻って来てもらえるとかなり頼もしいですが
本人は戻る気はなさそうなので現実的ではなさそうです。
まとめ
今回は阪神の強打者、ホームランバッターの育成について見てきました!
ファンとしては生え抜きの4番を見たいところですがまだまだ途上にあり、時間がかかりそうですね。
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