今回はプロ野球選手が目元に付けている黒いペイントやシールは何なのか、その効果についてなどお話したいと思います!
黒いペイントやシールを付けている選手がたびたび見受けられますがどのような効果があるのか。
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目元の黒いペイント・シールは何?名前・効果は?
選手が付けている黒いペイント・シールですが名前を「アイブラック」と呼ばれています。
いつ頃使い始めた?発祥は?
1940年代、アメリカのフットボール選手が使い始めるようになったのがはじめと言われています。
その後、野球など色々なスポーツで浸透していきました。
アイブラックの種類
アイブラックには主にペイントとシールの2種類あり、ペイントの方はマジックペンのように手を汚さず付けるタイプと
ニベアの青缶のように円形の容器から指で掬い取って直接塗るタイプがあります。
シールの方は楕円形のものとブーメラン型の2種類です。
ペイントの方は塗る手間、落とす手間があるものの沢山使えるタイプのものが多いです。
シールは顔を汚さずに済みますが使い捨てで量も少ないという感じですね。
アイブラックの効果は?
アイブラックは主に野外スポーツで広がりを見せましたがその効果はと言うと
太陽の光を抑える働きがあるとされています。
アイブラックが使用されるようになったのは結構昔なのですが当時は科学的根拠に基づいて使用していたという訳ではなかったそうですが
2003年に初めて実験が行われアイブラックの効果が認められました!
キャッチしやすいとか選球眼が良くなるといった事は言われていないものの体感的に変わるという意見は多いようですね。
日本人にアイブラック使用者が少ないのはナゼ?
アイブラックはアメリカではかなり主流となっているのですが、それと比べると日本人の使用率はそこまで高い訳ではありません。
日本で馴染み切らないのには環境や体質にあると言われています。
日中の試合が多いアメリカ
アメリカのアメフトや野球などは日中に試合をする事が多いです。
平日でも昼間に試合をやっている程です。
なので光対策はかなり重要になってくる訳です。
逆に日本の場合、プロ野球は平日は必ずナイターゲームです。さらに日本はドーム球場が多いので対策がそこまで必要ではないのです。
瞳の色の違い
アメリカ、ヨーロッパ系の人は青く、薄い瞳をしています。
見た目的にも美しく羨ましがられる要素ではあるのですがしかし瞳の色が薄いので光をそのまま通すため眩しく感じやすいのです。
逆に日本人は茶色く暗い色合いなので明るいところが見やすいという特徴があります。
広島カープはアイブラック需要が高い?
日本ではアイブラックの需要が少ないとは言いましたが広島カープは本拠地のマツダスタジアムの特徴を見ると需要が高いように思います。
理由としては球場がどの方角に向けて作られているか。
公認野球規則では「本塁から投手板を経て二塁に向かう線は東北東に向かっている事を理想とする」
とあるのですがこれはメジャーリーグに倣ってデーゲームの時に打者と内野スタンドの観客が眩しくならないようにという考えに基づいた規則なのですが
日本の球場はほとんどこの規則を守っていません。
大抵、本塁から投手板を経て二塁に向かう線は守備側の眩しさが軽減される南に向かっている球場が多いです。
数少ない規則を守っている球場がマツダスタジアムで、これによりマツダスタジアムは守備側が眩しい環境となっています。
広島時代に丸選手がテレビで語っていたのが
昼間の試合では打球をずらしながら捕る工夫をするなど対処していたそうです。
スポンサーリンクまとめ
今回はアイブラックの効果についてのお話でした。