今回は巨人の岸田行倫選手についてのお話です!
正捕手候補としてたびたび名前が挙がる岸田選手ですがドラフトの前には社会人№1捕手と呼び声が高く非常に期待の選手!
今回は岸田選手のドラフト評価や捕手としてどんなタイプなのかについて詳しくお話したいと思います!
スポンサーリンク目次
岸田選手のプロフィール
生年月日 1996年10月10日 出身 兵庫県川西市 出身校 報徳学園高等学校、大阪ガス 176cm/80kg 右投/右打 ドラフト2位 背番号 #38
報徳高校時代
1年から内野手としてベンチ入り。当時は遊撃を守る他投手も兼任していました。
2年秋から、捕手が手薄な事もありコンバートする事に。
2年春、3年春には甲子園に出場しています。
3年生、U18の時には捕手として3番に抜擢されています。
その当時4番を務めていたのが後にチームメイトになる岡本和真選手でした。
大阪ガス時代
高校卒業後は大阪ガスに入社し、1年目から正捕手を務めます。
2016年の日本選手権の準々決勝では大会史上3人目となるノーヒットノーランに導くリードを見せました!
阪神、楽天、ソフトバンクらが捕手として高い評価をしておりプロ注目の捕手として名前が挙がると2017年ドラフトで巨人から2位指名を受け入団。
契約金7000万、年俸1200万となっています。
スポンサーリンク社会人№1捕手!ドラフト評価は?岸田選手はどんなタイプの捕手?
岸田選手は期待溢れる正捕手候補ですが、ドラフト時の評価はどのようなものだったのか、また将来の捕手像についても。
岸田選手のドラフト評価は
当時の岸田選手についてスカウトマンのコメントがこちら。
巨人・岡崎スカウト部長 「(評価ポイントは)捕手としての全てですね。資質は十分。即戦力に近い形で期待している」 「社会人の中で一番いい捕手を指名できた。即戦力に近い評価をしています」 「肩なら小林、打撃なら宇佐見に劣る。総合力や安定感という点では勝負できる」 巨人・益田明典スカウト 「高卒3年目の捕手、動きがシャープで俊敏な動きができる。即戦力としては、まだ経験値が少ないが高い潜在能力を感じる選手である。打撃に関してはミート力があり、広角に打てるタイプ」 阪神・畑山チーフスカウト 「(阪神の)同世代の捕手と勝負できるとなれば、強く推薦したい。地元の選手でこれだけの素材なので、注目していこうと思う」 楽天球団関係者 「プロでも走られないと思う」
捕手として能力の高さを認められいるのが分かりますね。
巨人スカウトは肩は小林より下、と言っていますが二塁送球タイムは1.9秒台と十分強肩で
打撃に関してもパンチ力を秘めた広角打ちという印象です。
どんなタイプの捕手?
打撃は広角打ちの中距離ヒッターで、地肩とスローイングが非常に良く、キャッチングやブロッキングはそれなりと
全体的に見れば総合力の高い選手と言えます。
阿部慎之助のような「4番 捕手」というタイプではなく6番打者あたりの打者になりそうで元楽天で現在ヤクルトに所属する嶋基宏選手に近い選手と言えそうですね。
岸田選手は正捕手になれるのか
巨人は正捕手争いが激しく1軍には炭谷銀次郎や小林誠司、大城卓三選手らがおり
岸田選手が割って入るのは難しそうですが2軍監督は阿部監督ですから捕手のノウハウや技術を磨くにはむしろ2軍にいた方が都合が良さそうです。
岸田選手は巨人入団時にはまだ22歳と若く捕手として一人前に育つにはまだ時間を掛けるべき時ですからむしろ現在の
小林、大城選手らの正捕手論争に終止符が付いた後、次世代正捕手候補として名乗りを挙げた方が良いのではないでしょうか。
なので2軍でしっかり爪を研いで次の正捕手候補争いの筆頭として活躍を期待したいところ。
スポンサーリンクまとめ
巨人は阿部慎之助という堂々たる正捕手がいただけにどうしても次世代捕手はハードルが上がっていますが、他球団からしてみれば
十分にいい選手が名を連ねています。
岸田選手もその一人でいずれはチームを背負って立つ選手になれる素材があるだけに大事に育ててもらいたいところです。