今回は楽天イーグルスの田中和基選手のトレードの可能性について考察。
プロ2年目で新人王を獲得したスイッチヒッターで、その年、18本塁打も放っておりパワーも備えた選手。
将来の主力候補として期待された選手でしたが、2019年は2年目のジンクスにかかり不調。
さらに外野手では辰巳選手の台頭や助っ人の存在が壁となりスタメン獲得は難しい状況にあります。
トレードの可能性も噂されるようになりました。
今回は田中選手のトレードの可能性や移籍先の候補、交換選手は誰なのか予想していきたいと思います。
・トレード一覧

目次
田中選手のプロフィール
生年月日 1994年8月8日 出身 福岡県福岡市 出身校 西南学院高等学校、立教大学 181cm/75kg 右投/両打 ドラフト3位
立教大学時代、2年生の時にD班からA班に抜擢されたキッカケとしてフリーバッティングで3連続本塁打を放ち
それを見た楽天スカウトが
と評価されプロ入りまで漕ぎつけました。
プロ入り後
楽天田中和基が新人王「来年は別の形で戻ってくる」 https://t.co/vI6evnBhSC @nikkansports #npb
— ふくださん (@fukudasun) November 27, 2018
プロ1年目となる2017年は主に守備固めや代走として51試合に出場し、チームトップタイの7盗塁を記録しています。
2軍では42試合、打率295、6本塁打、14盗塁とらしさを出した数字を残しています。
2018年は開幕1軍を掴み取るも不調で降格。2軍でも調子が上がらなかった事から打撃コーチからノーステップ打法を進められ
それがブレイクのきっかけとなりました。
5月23日から1軍へ復帰してからスタメンに定着し
と大活躍。
好成績を残した事で新人王を獲得しました。
スポンサーリンク田中選手はトレード?広島の主力を狙う!?
新人王を獲得した俊足巧打のスイッチヒッターですが2019年は思う様な活躍が出来ず、そしてチームの編成が大きく変わり
外野の層が随分と厚くなった事で田中選手の居場所がなくなりつつあるのが現状で、このままではトレードの可能性も十分あると思われます。
トレード候補を予想
電撃トレードで楽天からウィーラーを獲得 通算106発大砲 背番号「48」 交換要員は池田駿 https://t.co/Yco4FfNvYi #巨人 #ジャイアンツ #giants pic.twitter.com/bSI0Eh0Cvz
— スポーツ報知 巨人取材班 (@hochi_giants) June 25, 2020
【午後に正式発表】巨人・高田萌生と楽天・高梨雄平が電撃トレードhttps://t.co/3xqgTTrFv9
左の中継ぎを強化したい巨人と、若い先発投手を求めていた楽天の思惑が一致したとみられる。同一球団同士で、約3週間に2度目のトレード成立は異例。 pic.twitter.com/HYvYfsDzz2
— ライブドアニュース (@livedoornews) July 14, 2020
楽天は石井GMになってからトレードに積極的ですが基本はセリーグとのトレードとなりそうです。
よくトレード交渉を行っているのは巨人ですが
チーム事情を見ると外野手には丸選手といったレギュラーの両脇に重信、石川、山下、加藤といった若手、中堅選手が多く
トレード先としてはなさそうです。
可能性として挙がりそうなのがDeNAと広島。
広島とトレードならあの主力選手を狙う!?
楽天はベテラン捕手の嶋選手が抜け、若手捕手を中心となってバッテリーを組んでいますが正捕手といった選手はおらず、次世代捕手を育てる上でも
そこで、広島の磯村嘉孝選手がトレード候補として名前が挙がりそう。

名前:磯村嘉孝 生年月日:1992年11月1日 出身:愛知県豊田氏 出身校:中京大学附属中京高等学校 178cm/82kg 右投/右打 ドラフト5位 年俸:1800万(2020年) 2019年成績:65試合、打率278、4本塁打、21打点
磯村選手は主に2番手捕手としてプレーする、控えの捕手。
広島には不動の正捕手曾澤翼選手がおり、スタメンマスクを被る機会はエース・大瀬良大地や高橋昂也投手とバッテリーを組む時だけで
出場数も100試合も出られないのが現状。
しかし打撃は魅力的でシェアな打撃がウリの選手。
試合で使えばある程度数字の残る選手なので非常に魅力のある選手です。
広島は曾澤選手を中心に、坂倉、中村奨ら正捕手候補の育成をしており中堅選手の磯村選手が今後、100試合以上出られるかは懐疑的。
もっとも、チームからしてみれば曾澤選手が怪我で離脱などすれば一気に捕手の層が薄くなるので磯村選手は必要不可欠なのですが
バックアップで収まる選手ではないだけにトレードの可能性はなきにしもあらず。
楽天と広島の思惑は一致している?
広島からしてみれば磯村選手は手放したくない選手である事は間違いないのですが、長期的に見た時にチームの主砲であり4番である鈴木誠也選手が近い将来、国内FA権かポスティングによるメジャー挑戦が濃厚で
外野の層が一気に薄くなる事が懸念されています。

センターは丸の選手を埋められず、レフトは流動的。
西川、松山、メヒア、野間ら外野選手はいるものの、1軍に安定して帯同できるのは西川選手くらいで
しかも西川選手も名手というほどの守備ではありませんから外野の守りはかなり脆弱。
また、1番打者も流動的。
田中選手は攻守揃った外野手とリードオフマンという広島の補強ポイントにがっちりハマっているので正捕手候補の欲しい楽天と
思惑は一致しており、可能性はあるかもしれません。
DeNAとトレードなら交換選手は誰?
もしDeNAとトレードとなれば候補となるのが左打の捕手・戸柱恭孝か左のワンポイント・砂田毅樹投手。
DeNAでは伊藤光選手が主にスタメンマスクを被り、戸柱選手はすっかり影を潜めました。
しかしルーキーイヤーでは投手陣を支えた良き女房としてチームに貢献しており打撃でもパンチ力があるので非常に魅力の選手。
控えに甘んじていますがスタメン機会を与えればかなり期待感があります。
続いて砂田投手ですが、楽天としては松井祐樹投手をクローザーから先発に転向させた事で長期的に活躍の見込めるリリーバーが欲しいところ。
そして左腕は貴重な戦力ですから砂田投手は実績もありますし魅力があります。
DeNAは勝ちパターンのエスコバー、パットン、山崎康晃が安定していますから砂田投手の起用は7回より前のイニングを任される事が多いですが
勝ちパターンでも期待できるだけの能力はありますし打者の左右関係なく1イニングを任せられる投手です。
伸び悩む若手外野手や機動力に欠ける打線に機動力を加える事の出来る田中選手はトレードの弾として効きそう。
スポンサーリンクまとめ
今回は田中選手のトレード情報でした!