鳥谷選手は言わずと知れたレジェンドプレイヤーですが、その伝説ぶりはグラウンドに限った話ではありません。
プライベートでも凄いエピソードが多数あり、子供の運動会リレーの話や歌舞伎の海老蔵さんとの腕相撲対決。
そして、2017年に顔面デッドボールを受けた後、自宅で息子さんに言われた衝撃の一言など紹介していきたいと思います!
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鳥谷選手のプロフィール
生年月日 1981年6月26日
出身 東京都東村山市
出身校 聖望学園高等学校、早稲田大学
180cm/79kg
右投/左打
2003年自由獲得枠
鳥谷選手の伝説エピソード!
鳥谷選手は野球では2000本安打や1000四球、1939試合連続出場、667フルイニング出場など数多くの歴史に名を刻む記録を残してきましたが
その伝説っぷりはグラウンドに留まらずプライベートでもありました!
ここでは数々のエピソードを紹介していきたいと思います!
子供の運動会のリレーに参加!
鳥ちゃん、我が子の小学校の運動会の保護者対抗リレーに参加し、他のお父さん達をごぼう抜きし、会場を騒然とさせるwww
「ただ走っただけだよ」by鳥谷敬#日刊スポーツ pic.twitter.com/Bes6QFdKUm— トラ太郎 (@SyHatsu) April 18, 2017
2017年、鳥谷選手は小学校の運動会のリレーに参加。
新聞の記事には「体育祭リレーでパパごぼう抜き」というタイトルが踊りました。
abemaTVの簡易プロフィールにも紹介されており、解説者の話の中にも出てきています。
野球解説者の鈴木健氏が、阪神鳥谷の休日エピソードに仰天した。
8月13日に行われた横浜対阪神17回戦で、AbemaTV(アベマTV)の中継内で、阪神鳥谷が子供の運動会で保護者対抗リレーに参加し、ごぼう抜きしたというエピソードが披露された。
これに対し解説の鈴木健氏は「シーズン中ですよね?」と驚いてみせた。
その後、「すごいな、尊敬しますね。僕は出なかったですもんね。肉離れとかしちゃったら…。転んでけがしちゃったら大変だなって考えちゃうもんで。でも、お子さんはうれしいでしょうね」
とコメント。続けて実況には
「運動会に野球があったらよかったですね?」
と聞かれるも、
「それでも出なかったと思います」と苦笑いしながら語った。
保護者対抗リレーに参加し、プロの脚力を披露。
「ただ走っただけだよ」と、鳥谷選手は語っていますが現役の選手ですから周りのお父さんとは天と地ほど差があったでしょうし
お子さんからしたら、こんなお父さんはカッコイイでしょうね。
トリさんまじで渋すぎる
そらプロをこんだけごぼう抜きするんやから息子の運動会の保護者対抗リレーは余裕やろ笑
自分のお父さんがこんなに早かったらまじでヒーローやろな#鳥谷敬#ヒーロー pic.twitter.com/zUOhe5xm4W— Ryu (@ryu0125461) June 8, 2017
リレーに参加したお父さんも鳥谷選手とリレーが出来た訳ですから負けても良い思い出になってそうですね。
海老蔵さんと腕相撲「僕やったりますわ」
赤星さんが番組で語っていたエピソードで、鳥谷選手が歌舞伎の海老蔵さんと腕相撲したというエピソードがあります。
どうしてそういう話になったかというと、飲み屋の席でたまたま海老蔵さんと一緒になったのですが
海老蔵さんがかなり酔っぱらっていて赤星さんが腕相撲を吹っ掛けられたそうです。
そこで後輩の鳥谷選手が「僕やったりますわ」と代わりに勝負する事になったそうなのですが
結果、鳥谷選手の圧勝だったそうです。
お互い右手でやっていますが鳥谷選手は左利きなのでそれでも圧倒したというのは流石ですね。
WBCで批判相次いだ盗塁
2013年のWBCの二次ラウンド、台湾との一戦でした。
2-3の1点ビハインド、9回ツーアウト。
負ければ予選敗退が決まる大事な一戦で侍ジャパンは窮地に立たされていました。
この場面で鳥谷選手は一塁ランナーとして立っていたのですが
2番・井端選手が打席に入り、1球牽制球を挟んでから初球に鳥谷選手が
スタートを切り、間一髪で二塁を陥れたシーン。
結果、井端選手がセンターへのタイムリーヒットを放ちこの回で同点、そして延長10回で中田翔選手の犠牲フライで逆転勝利しました。
一見して鳥谷選手の盗塁はチームの逆転勝利に貢献するプレーでしたが
当時、この盗塁には「ギャンブルスタート」だという批判が相次ぎました。
当然、アウトになればそこで試合終了で予選敗退。
追い込まれている状況でリスクを冒し、盗塁を試みた鳥谷選手はむしろチームプレーでなく個人プレーに走った行為だと批判がありました。
しかし、実はこの盗塁には裏話がありました。
鳥谷選手は打席でフォアボールを選び一塁に来た際、緒方一塁ベースコーチに対し
最初の一言で「クイックは何秒ですか?」と話しかけたそう。
「1.4秒以上かかるよ。(盗塁)いっていいよ」
と緒方コーチは話したそうです。
この会話の後、初球で盗塁を試みて成功させているのですからまさに神盗塁でしたね。
高代内野守備走塁コーチは
「彼の判断。走るな、以外はサイン出してません。あれがなかったら終わっていた。彼に救われた」
梨田野手総合コーチは
「サインで一か八かでいくしかなかった。相手投手のクイックの秒数も入っていたし、よく走った」
鳥谷選手は試合後のコメントで
「いつも準備しておけと言われていたから、チャンスがあったら行ってやろうという気持ちだった」
と語っています。
あの場面、絶対に失敗は許されない状況で鳥谷選手も当然それは百も承知していたでしょう。
そんな中で行ったというのはちゃんとした裏打ちがあってこそ。
ですがそれでもあの場面での盗塁は勇気のいる行動でした。
ひとえに鳥谷選手の決断力の凄さを思い知る場面でした!
顔面デッドボール後、息子が放った一言が衝撃
2017年、5月24日の巨人戦でした。
先発をしていた吉川投手の投じたボールが鳥谷選手の顔面を捉え球場は騒然となりました。
その場で倒れる鳥谷選手の鼻からは大量の血が流れ、悲惨な状況を物語っていました。
吉川投手は一発退場で「警告試合」となり、緊迫した場面。
鳥谷選手は何とか自力でベンチに戻れたようですが、この時ばかりは本当に心配になりました。
当時は連続試合出場もかかっていましたしもう記録は途切れるのかと思いましたが
翌日、フェースガードを付けて代打出場!
まさに「鉄人」名にし負う姿でした。
診断結果は「鼻骨骨折」で、翌日の試合も折れたままで相当痛かったと思いますが試合に出続ける信念には海外メディアも取り上げる程。
大変な出来事があり、家に帰った際心配されたでしょうが鳥谷選手について小学5年生の息子が衝撃の一言を放っていました。
鼻を骨折した鳥谷選手に対し「また?」とコメントを残し、あまり心配されなかった模様。
この一言が鳥谷選手について物語っていますね。
鳥谷選手は試合に大きな故障もなく試合に出続けていましたが本人が言わないだけで実際は身体中に怪我を負っているはずです。
当然、家族はそれを知っている訳で、鳥谷選手が鼻を一つ折って帰ってきた際に「また?」という一言は
日常茶飯事を物語っている証拠。
改めて鳥谷選手が毎日試合に出続けている凄さの分かるエピソードでした!
まとめ
今回は鳥谷選手についての伝説エピソードでした!
正直言って、めちゃくちゃカッコイイ選手ですよね。
野球に対して非常にストイックで毎年試合に出続け結果を出していますが、鳥谷選手のような選手は今後、なかなか現れそうにありません。
本当に素晴らしい選手で、これからも後世に語り継がれていくでしょうね。