2016年、大谷・藤浪世代としても知られ即戦力の本格派右腕でドラフトの超目玉選手となった田中正義投手。
しかし、プロ3年が経って1軍での登板はわずか11と期待外れの結果となってま。
高校時代から発症した肩の痛みがプロに入ってからも再発し、フォーム作りに難航。
投球フォームを見失い崩壊した状態となっていますが、今回は田中投手の経歴についてや怪我を発症している右肩の状態について見ていこうと思います!
今後、田中投手は再起し1軍の舞台で活躍する事は出来るのか。
杉山や!!田中正義はどこ行った??
— にしざわりょうた (@orix0714) March 4, 2020
スポンサーリンク田中正義もなあ
外して喜ばれるような評価になるとは思わなかった— あお (@ao_clm) March 6, 2020
目次
田中投手のプロフィール
生年月日 1994年7月19日
出身 神奈川県横浜市
出身校 創価高等学校、創価大学
187cm/88kg
右投/右打
ドラフト1位
2020年 年俸1300万
スポンサーリンク小学一年生の時に投手として野球を始めると高校に進学してからは1年秋ごろに右肩の痛みから一旦は外野手としてプレーする事になりました。
大学に入ってからは再び投手に転向。
大学2年春自己最速151kmをマークすると、リーグ戦・共栄大学相手に11奪三振、完封勝利を挙げています。
3年の時にはプロ選手の2軍相手に7者連続奪三振を記録するなど圧巻のピッチングを披露しました。
同年秋にはノーヒットノーランを達成しています。
4年春の時、高校時代に発症した右肩痛を再発させ7月には太ももの肉離れを起こすなど度重なる怪我に悩まされるも
秋には肩は回復し、ストレートの最速も自身の最速156kmに次ぐ155kmをマークするなど本格派右腕の健在を示しました。
当初はメジャーを目指すつもりでいましたが後に進路を国内に変える事を決め
目標として「200投球回」「160km超え」を表明。
ドラフトでは5球団の競合の末、本人も望んでいたソフトバンクへの入団が決定。
契約金1億円+出来高5000万、年俸1500万という内容で契約し背番号は「25」に決定。
プロ入り後
ルーキーイヤーとなる2017年、3月中旬から右肩に違和感を覚えリハビリ組での調整を余儀なくされました。
社会人野球や紅白戦などで実戦登板しながらフォーム改造を行い調整を続けていましたがこの年
1軍での登板は0に終わり、2軍戦も1試合のみでした。
2018年、春季キャンプとオープン戦で結果を残した事もあり開幕1軍の切符を掴みました。
主に中継ぎとしてプレーするも7月に体調を崩しリハビリ組と合流。
以降、1軍での登板はありませんでした。
2019年、春季キャンプで好調をアピールするも右肩の張りを訴え調整を余儀なくされました。
結果的に1軍での登板は1試合のみ。
田中投手の右肩の状態は深刻?怪我多い!
田中投手は高校1年生の時に右肩を痛めてから大学の3年、プロ入り後と肩の故障クセが出ており
投球フォームが安定しない一因になっています。
投手の生命線の肩の故障はかなり深刻で、過去に肩を故障して選手生命が短くなった投手や速球派が技巧派に移るなど
プレースタイルにまで影響を与える危険な怪我で
日本ハムに所属する斎藤佑樹投手や元ヤクルトの由規投手、元阪神の歳内投手などは肩の故障で思うように結果を残せずに伸び悩んだ選手たち。
田中投手の場合、大学3年生の時、肩を直してから155km、プロ入り後2019年に紅白戦で160kmをマーク(尚、スピードガンの誤計測だったようですが150km台は出ていたよう)し
本格派としての持ち味は保たれたままですがプロ入り後すぐに肩を痛めた事や
2020年2月、軽度ではあるものの右肘の張りを訴えるなどたびたび故障しており
スぺ体質と不安の拭えない状況が続いています。

投手は肩の故障は致命傷を負いかねませんしここまで右肩を痛めるのは本人も不安かと思います。
田中投手 戦力外で育成契約打診される?
怪我が続き、フォーム改造も道半ばで1軍が遠のいていますが田中投手はこのまま期待外れで終わってしまうのか。
相次ぐ怪我によりプロ入り後は投球フォームを作り直すなど試行錯誤ですが一時はフォームが崩壊し完全に自分を見失っていましたが
段々と良くはなりつつはあるのかなとは思いますが大学時代と比べてフォームを確かめながら投げているという感じで迫力を感じないのが現状。
ここまで1軍での実績はほとんどないものの、もともとフォームの良かった投手ですから軸となるロジックはありますし
大学時代と体重もあまり変わりありませんから体重の増減によるフォームバランスの変化も気にしなくていいので
怪我をなくし、故障の恐怖心がなくなれば自ずと上がってくる気はします。
到底期待外れで終わるような投手には見えませんし、ソフトバンクのドラフト1位は大器晩成型が多く
東浜、加治屋投手などは遅咲きで知られていますね。
しかし気になるのは2020年に入ってファームで一度も投げていません。
2019年は25試合に登板して防御率1.80と好成績を残しているのですがこの落差が気になるところです。
2月に右肘の張りを訴えていますが、思っているより影響が出ているのか。
ドラフト1位とはいえ、コンディションやフォームが不安定となると大量の育成選手を有しているソフトバンクの事情を考えれば支配下で待っていられる余裕はないのかなと思いますから
戦力外からの育成契約も出てきそうです。
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まとめ
今回はソフトバンク、田中投手についてのお話でした!
右肩の怪我、故障が目立ち不安になりますが大学時代の圧巻のピッチングを見ると
早く1軍の舞台で活躍する姿を見たいですね。
このまま終わる投手ではあってほしくないですしこれからの奮起に期待です!