今回は阪神タイガース、高橋遥人投手についてのお話です!
高橋投手は入団時から、井川慶に似ていると言われていましたが
井川投手は阪神のリーグ優勝の原動力となった左腕エース。
しかし井川投手も随分と前にいた投手でピンと来ない方もいると思います。
今回は高橋遥人と井川慶が実際に似ているのか比較したいと思います!
また井川さんの球種・球速、投球スタイルなども見ながら高橋投手との共通点を見つけていきます!
スポンサーリンク目次
高橋遥人のプロフィール
- 生年月日 1995年11月7日
- 出身 静岡県静岡市
- 出身校 常葉学園橘高等学校、亜細亜大学
- 181㎝/80kg
- 左投/左打
- ドラフト2位
- 背番号 29
2017年ドラフト2位で入団。
プロ2年目は19試合に登板し、3勝9敗ながら防御率3.78と健闘。
ストレート最速152kmで変化球はツーシーム、カット、スライダー、チェンジアップを投げ分けます。
ストレートを軸に変化球で空振りを取る他、低めの制球力からゴロアウトも多く金村投手コーチからは「左の岩隈」とも称されていました。
井川慶のプロフィール
- 生年月日 1979年7月13日
- 出身 茨城県茨城郡大洗町
- 出身校 茨城県立立水戸商業高等学校
- 186㎝/93kg
- 左投/左打
- ドラフト2位
- 背番号 29
阪神のリーグ優勝の立役者の一人で2003年と2005年にはエースとして優勝に導く活躍。
リーグ優勝した2003年には20勝という偉業を成しています。
最多勝、最優秀防御率、最高勝率、沢村賞、最優秀選手、ベストナイン、最優秀投手など7冠を達成しています。
日本での活躍もありメジャー挑戦するも結果的には2年で2勝しかできなかったですが今尚も阪神ファンの間ではレジェンドプレイヤーとして方継がれています。
投球スタイルについては
ストレート最速151kmを繰り出し変化球はフォークのように落ちるチェンジアップ、スライダーを武器にしています。
2007年、メジャーに在籍時にボールの威力はメジャーでもトップクラスと言われており「芯で捉える」率の低さがマリアノ・リベラに次ぐチーム2位の.196でした。
高橋遥人と井川慶は似てる?
二人の球速や球種を見るとかなり類似点が多いです。
ボールの精度やキレなども二人とも同じですし、そして投球フォームや顔の表情、マウンドでの飄々とした立ち居振る舞いなども合わせたようにそっくりなので
高橋投手は「井川2世」と呼ばれる程。
続いては二人の投球を動画で比較していきたいと思います!
井川さんの方が体が大きくボールの重さが伝わる投球ですが球質は二人とも素晴らしいですね!
高橋遥人と井川慶が対面
2019年の12月に二人は夢の対面を果たしています!
その時の二人の会話は真剣そのもので、試合での配球、相手への攻め方など高橋投手は沢山の質問を投げかけ井川さんが答えるなど
素晴らしい会話が繰り広げられています。
-阪神入団時に背番号29をもらった時の率直な気持ちは。
高橋遥人投手(以下高橋)「僕の小さい頃は、阪神だったら井川さんっていうイメージが強かったんで。しかも、井川さんは同じ左ピッチャーで。29番をもらった時はすごいなんか…なんて言うんですかね、身が引き締まるというか」
井川慶氏(以下井川)「ありがたいですよね。やっぱり有望な左ピッチャーがつけてくれるっていうのは自分にとってもうれしいこと。それでどんどん育って、ローテーションの中心で回ってほしいなっていう思いはありますね」
出展元:https://www.daily.co.jp/tigers/2019/12/26/0012990146.shtml
次では対戦相手の配球面での会話。
高橋「なんで打たれたのかを映像とかで見てますけど。僕の場合、序盤から中盤にいく五回とか六回ぐらいにいつも点を取られちゃうんです。井川さんって、どうやって抑えていたんですか?」
井川「自分の場合は立ち上がりがまず難しくて。そこを乗り切って1周させれば、2周目はその“裏”でいけばいい。“表”で投球したら“裏”で回す。1周目は真っすぐで押していけば、2周目は変化球でやれば何とか対応できる。で、3周目が勝負っていう感じ」
高橋「3周目は全力でいくんですか?」
井川「全力というか。“表”と“裏”と状況を考えながら織り交ぜる感じかな」
高橋「1周目と2周目を変えていたんですね…」
出展元:https://www.daily.co.jp/tigers/2019/12/26/0012990146.shtml
井川「自分は出始めの時に、湯舟さんっていうすごい左投手がいて、その方が近鉄にトレードで出されたの。それで左の先発って、自分以外ほとんどいなくなったから、俺がやらなくちゃいけないって。俺が一本立ちして活躍できたら、優勝できるって。そう思ってしまった」
高橋「僕も…そんくらい…思いたいです」
井川「結局そうなんだよ。遥人君が一本立ちしたら優勝できるの。そこだよ。自分がしっかりすれば優勝できるんだよ。それを思ってオフにやらないといけない。これは冗談抜きで!」
出展元:https://www.daily.co.jp/tigers/2019/12/26/0012990146.shtml
井川さんの口ぶりから、高橋投手にかなり期待している事が窺えました。
高橋投手からしてみれば井川さんはとても近いタイプの投手ですしリーグ優勝をした時のエースだった人ですから
ここでの会話はとても貴重なものだったのではないでしょうか!
まとめ
高橋投手と井川さんは体型こそ違いますがかなり似ている事が分かりましたね。
同じ阪神に在籍しているのは偶然なのか、それともスカウトが井川さんと似た部分を感じて高橋投手を推薦したのかは分かりませんが
再び井川さんのような素晴らしい投手が阪神に現れた事は幸運ですね!
いずれはメジャーに挑戦するほどの大投手になるのか、将来が非常に楽しみですね!
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