今回は阪神タイガースの新助っ人、ベンジャミン・エドワーズ投手についてのお話です!
エドワーズは中継ぎの勝ちパターンの一角として期待された本命の投手なのですが、怪我で開幕早々に離脱しスアレス投手が活躍するという誤算がありました。
結局、チームに復帰したのは9月後半でペナントレースはほとんど決着がついてしまいました。
来季も契約するかどうかというところですが、チームとしてはトレードする方が都合が良いような気がします。
今回は、なぜエドワーズ投手がトレードすべきなのか考察したいと思います!
また、移籍先の候補や交換選手は誰になるのか、見ていきたいと思います!
スポンサーリンクエドワーズ投手のプロフィール
生年月日 1988年1月8日 出身 アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ 195㎝/106kg 右投/右打 年俸 8800万
どんな投手?
エドワーズ投手のメジャー通算記録は
49試合、2勝0敗、3H、防御率3.67
という成績でした。
ほとんどメジャー経験はないのですが元々野手として2006年にプロ入りしており
その後、2010年に戦力外になると独立リーグに入団後投手に転向。
これが見事にあたり、その年のオフにマイナー契約を結びました。
150km超えのストレードとスプリット、カーブを駆使して三振を築くタイプで、阪神に入団後
2019年に在籍していたジョンソン投手にボールの軌道が似ていると話題になりました。
エドワーズ投手はトレードするべき!?
エドワーズ投手は6月26日に右肩のコンディション不良で登録抹消となっています。
そして1軍に昇格したのは9月21日。
この時には既にペナントレースはほぼ決着がついており、助っ人として役目は果たせない状態なのですがエドワーズ投手からしてみれば来季の契約を掛けた戦いとなります。
しかし、阪神としてはエドワーズ投手は活躍してもらうのは良いのですが今後の戦力整理で厄介な事になりそうです。
と言うのも、阪神は現状助っ人を8人抱えています。
来季も助っ人5人枠を採用するとは考えにくく、また集客もない事から5人まで数を厳選する可能性があります。
となると、サンズ、ボーア、スアレス、ガンケルら1軍で主力を張る助っ人は確実で
残り1枠をマルテ、ガルシア、エドワーズで争う事になります。
ガルシア投手は1億6500万という高年俸と成績不振で退団濃厚ですからマルテ選手と枠を争う形になりそうですが
阪神は現有戦力を見ると中継ぎはある程度自前でリカバリーできる選手層ですから
野手は少しでも厚みを持たせたいです。
なので怪我の状態が良ければマルテ選手の残留が濃厚でエドワーズ投手が退団となりそう。
しかし、エドワーズ投手は9月に1軍昇格をする前2軍戦では9戦連続無失点を記録しています。
また1軍でもしっかり結果を出しており、このまま1軍で活躍すれば他球団が獲得し得る情報を与える事に。
みすみす戦力外にして他球団、しかもセ・リーグに移籍して活躍した場合かなり手痛いダメージを負う事になります。
ですからできるのであれば、1軍で好投してもらったのちに、パ・リーグにトレードをかけて戦力を補強した方が良いのかなと思います。
入団1年目で広島から楽天へ金銭トレードしたDJジョンソンの例もありますし、阪神もそれに倣ってトレードを考えても良いのではないでしょうか。
スポンサーリンク移籍先や交換選手は誰?
もしトレードする場合、阪神が補強すべきは即戦力の外野手もしくは中継ぎ。
そして大前提として日本人選手である事。
外国人枠の関係で放出せざるを得ないですから外国人同士のトレードでは意味を成しません。
そして移籍先として挙がりそうなのが西武と楽天。
西武は抑えの増田投手がFAで流出の可能性がある他、外国人投手が軒並み不調などで状態が悪くオフに補強をするのは確実。
楽天は広島からジョンソン投手を獲得する他、外国人投手は不振、投手陣は全体的に弱いので補強の必要性があります。
そして西武のトレード候補ですが外野手の木村文紀選手。
打率は250付近を記録するなど平均的な打撃ですが二桁盗塁が記録できますし守備が非常に上手い選手。
阪神は中堅選手が欠落しており、木村選手のような安定した選手は必要ですし是非獲得したい選手。
続いて楽天ですが、釜田佳直投手。
釜田投手は高卒ながらプロ1年目で7勝を挙げました。そしてこれがキャリアハイの成績となります。
今年、2軍では4試合で防御率9.82と精彩を欠く投球内容。
しかしまだ27歳で実績もある事から戦力として期待できそうな投手。
スポンサーリンクまとめ
実際、トレードはなさそうですが、エドワーズ投手は当たり投手な感じがするので本人が控えとなる事を嫌がれば流出の可能性もあり同一リーグに移籍となれば戦々恐々となりそうです。