今回は阪神タイガース2021年、2軍の有望選手や期待のブレイク候補選手をご紹介したいと思います!
近年はドラフトが成功し、1軍に帯同する選手が増え、着実に選手層に厚みを持たせておりプロスペクト選手が充実してきましたね。
次は誰が頭角を表すのか!
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【阪神】2021年・2軍の有望選手!期待のブレイク候補を紹介!
西純矢
生年月日 2001年9月13日
出身校 創志学園高等学校
184㎝/88kg
右投/右打
ドラフト1位
西勇輝投手の遠縁にあたる事から阪神が指名権を獲得した際は大きな話題を呼びました。
将来的にはW西が先発ローテを守り、チームを牽引する姿を期待したいところ。
西投手は2年目となる訳ですが、高卒投手ながら期待値が高いのはやはり投球フォームの完成度にあります。
高校時代はストレート最速154km、落差の大きいフォークが大きな武器でした。
プロ入り後は制球力を磨くべきフォーム改造に着手すると、徐々にですが形になり1年目の2020年は主に2軍で技術向上に励みました。
ファームの公式戦でも防御率2点台で空振りも奪えていますしやはりドラフト1位は伊達ではありません。
いきなり先発2番手、3番手を争うという高いレベルでなくとも2年目は1軍で登板する機会はかなり増えても不思議はないのかなと思います。
及川雅貴
生年月日 2001年4月18日
出身校 横浜高等学校
183㎝/74kg
左投/左打
ドラフト3位
『メジャーからも注目された最速153キロの世代No.1左腕!及川雅貴』| #ラブすぽ#阪神 #タイガース #横浜高校 #及川雅貴 #高校野球 #ドラフト2019 https://t.co/RztNzpSOU3 pic.twitter.com/wrY4OftaJr
— ラブすぽ (@love_spo1010) November 14, 2019
西投手と同期入団、同い年。
及川は(およかわ)と変わった読み方ですがいずれ浸透すると思います。
ドラフト当時は佐々木、奥川、西らと肩を並べBIG4と呼ばれた投手で超高校級の逸材でした。
高校時代の途中で投球フォームに迷走、そこからイップスにまで発展しドラフト1位候補から中位・下位にまで下落。
しかしポテンシャルは西投手と遜色ありませんし、西投手はある程度将来的な投手像のビジョンが見えますが及川投手は未知数な部分が多い分
ブレイクした時のインパクトはおそらく西投手を超えるでしょう。
正直、ドラフト3位で獲れたのは僥倖。他球団がノーコンを敬遠してくれたおかげで獲得できましたし、阪神としても投手育成に自信があるので下位指名で獲られないうちにこの順位で獲得したのかなと思います。
1年目は2軍で投球フォームを見直し、早くも制球力は改善されており、左腕育成、ひいてはノーコン矯正に定評のある阪神でなら及川投手の覚醒を見られるのかなと思います。
タイプとしてはソフトバンクのモイネロ投手が近いタイプ。
痩身で手足が長く、見た目は軟投派のようですがストレート最速153kmと左腕ながら直球はかなり速くキレのあるスライダーとのコンビネーションがウリ。
将来的には西投手と共に左右のエースとなってくれる事を期待したい投手です。
呂彦青
生年月日 1996年3月10日
出身校 国立台湾体育運動大
178㎝/72kg
左投/左打
アマチュア時代、国際大会に選出される事が多く、2017年のアジア野球選手権大会では田嶋大樹投手と投げ合っており
4回までわずか1安打と快投しており、注目の投手でした。
その当時、ソフトバンクがモイネロ投手を育成ありきで獲得し、それが当たった事を受けて阪神もそれに倣い呂投手を育成目的で獲得。
入団当初の評価としてはドラフト1位級の逸材で投球スタイルから「今永昇太」と評される事もありました。
阪神に入団してから一度も1軍登板はできておらずまだまだ未完成の投手ですが2020年、ファームで
13試合で防御率2.38と結果を残しており形になりつつあります。
外国人枠の関係もあり、かなり状態が良くなければ昇格は難しそうですが、25歳という年齢でブレイクするならそろそろ。
齋藤友貴哉
生年月日 1995年1月5日
出身校 山形中央高等学校、桐蔭横浜大学、Honda
184㎝/92kg
右投/左打
ドラフト4位
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— 阪神好き/とらほー速報\(^o^)/ (@bhm775) February 3, 2020
ストレート最速153km、スライダー、スプリット、カーブ、ツーシームを武器にしている本格派右腕。
社会人1年目は制球力が良くなり、主戦投手として活躍。東京スポニチ大会で新人賞を受賞しています。
この活躍からいっときはドラフト1位候補に躍り出ました。
社会人2年目で評価を落とし、ドラフト4位という順位で獲得できた訳ですが持っているものは非常に高く
「4位指名で獲得できた阪神は素晴らしい功績」と称えられるほど。
素材型の社会人投手ですが、肩書だけ見ると石崎剛投手を思い出します。
投げ方こそサイドとスリークォーターで違いますが石直球と呼ばれる重い球質は近いですしストレートだけでごり押しできるタイプですから
しっかりモノにしてほしい投手です。
小幡竜平
生年月日 2000年9月21日
出身校 延岡学園高等学校
184㎝/74kg
右投/左打
ドラフト2位
プロ2年目となる2020年に1軍昇格するとセカンドやショートでスタメン機会に恵まれ、全力でアピールしました。

小幡選手はドラフト当時、高校生・遊撃手部門では根尾、小園に並ぶ逸材遊撃手として名前が挙がっている程の選手でしたが
細身でバッティングの迫力がそこまであった訳ではありませんでしたしそこまで名前が広がる事はなく、当時ドラフト2位で獲得した際、上位で指名した事に批判的な意見もありましたが
守備は天下一品の選手。センスのある遊撃の守備は鳥谷・大和ロスに陥った阪神ファンに期待を抱かせるだけのものがあります。
遊撃の守備に関しては過去に鳥谷、大和選手が務めていた事からかなり見る目が厳しいですが小幡選手はそれに応えられる選手。
守備はもちろんの事、打撃も穴が少なく伸びしろがつまっており守備の人で終わらない期待感があります。
1軍デビューしてすぐにスタメン機会も増えましたがとにかく堂々としていますし、高卒2年目にも関わらず投手の声掛けなどする余裕もありますし
1軍で通用するセンスを持っているからこそできる気遣いだと思いますし将来有望な選手。
2年目の経験値を足掛かりに3年目は開幕スタメンで一気に定位置を奪取して欲しい選手。
石井将希
生年月日 1995年7月12日
出身校 桐生第一高等学校、上武大学
180㎝/88kg
左投/左打
育成ドラフト1位
育成指名ですが、2軍では香田ピッチングコーチと共に投球フォームの改造に着手。
セットポジションで投げていましたが右足を高く上げたまま軸足である左足に体重を乗せるなど身体を大きく使った投球フォームに変えた事で
コントロールが改善しました!
サウスポーながらストレート最速150km、スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップを投げ分けます。
主に中継ぎとして経験を積んでおり、2019年は防御率3.46という数字を残しています。
2020年では17試合に投げて防御率1.07と素晴らしい安定感を見せ、9月30日に念願の支配下へ漕ぎつけました。
阪神の左投手の育成は素晴らしいものがありますが、石井投手も岩貞、高橋、島本の前例に習いブレイク期待に大きな期待が掛かります。
スポンサーリンクまとめ
今回は2021年、阪神の有望選手、ブレイク期待の選手ついてのお話でした!
阪神は若手投手が続々出てきますが、間違いなくドラフトでの目利き、指名順位も大きく関わっていると思います。
投手王国を築き上げていますし、あとは野手陣がもっとアピールしてくれれば嬉しいですね!