今回は広島カープの2020年ドラフト予想です。1位・上位指名を考察していきます。
広島は近年、中村、小園、森下と引きの良さで将来のスター選手を獲得してきましたが緒方監督から、投手出身の佐々木監督へと代わり
投手力に課題のあるチームの補強ポイントはかなり明確になっていますが今年のドラフトではどのような選手を指名するのか。
・ドラフト会議のルール!

広島2020年ドラフト予想!1位・上位指名をガチ予想!
1位 早川隆久
生年月日 1998年7月6日
出身 千葉県横芝光町
出身校 木更津総合高等学校、早稲田大学
179㎝/72kg
左投/左打
ポジション 投手
きょうの紙面:中日スポーツhttps://t.co/2JAJJ1mMzJ
竜ドラフト1位急浮上
早大 早川155キロ
即戦力左腕だ
ツイッターでダル絶賛「体感速そう」
与田監督の後輩・木更津総合高出身 pic.twitter.com/ry1bCx2294— 奥飛騨ツヨシ (@okuhidatsuyoshi) August 10, 2020
今年、最速155kmをマークした本格左腕。
奪三振能力が高い他、制球力もあり変化球も多彩なスペックの高い投手で今年の夏に評価を一気に上げた投手でドラフトでは1位指名確実とも噂されています。
早川投手の魅力は空振りの取れるストレートとカットボール、カーブ、スライダー、チェンジアップ、フォーク、ツーシームなど球種の豊富さ。
早川 隆久(木更津総合-早稲田大)
《2020 東京六大学 春季 早慶戦》【全7奪三振ダイジェスト】#Draft_Note pic.twitter.com/uzPApavwjK
— ドラフトノート (@Draft_Note) August 29, 2020
広島の投手陣を見ると先発には左腕がほとんどおらず大瀬良、森下の二枚看板に加えて相手チームの目付を変える左腕投手は必須。
競合の可能性は高いですが早川投手を獲得できれば広島の先発陣はかなり充実しますし獲得に動く可能性がありそうです。
広島はここ最近のドラフトでは攻めていますし競合を恐れないところを見ると飛び込んできても不思議はありません
ハズレ1位 村上頌樹
生年月日 1998年6月25日
出身 兵庫県淡路市
出身校 智弁学園高等学校、東洋大学
174㎝/75kg
右投/左打
ポジション 投手
東洋大学と言えば、2018年ドラフトで上茶谷・甲斐野・梅津の三羽烏と呼ばれた逸材が在籍していました。
彼らの後輩である村上投手は今年、ドラフト上位候補として注目を浴びています。
村上投手の魅力は質の高いストレート。驚くような速いボールは投げませんが糸を引いたような綺麗な真っすぐは非常に魅力であり
制球力に優れているので球数が少なくイニングを稼げるイニングイーター。
村上頌樹 (東洋大) 右投左打 投手
身長174センチと小柄な東都大学リーグを代表する右腕。
圧倒的な制球力に加えて、最速149キロながら抜群のキレで空振りをとれる直球と、鋭く変化する変化球を持ち合わせている。
今年の候補の中ではゲームメイクに最も優れている投手と言えるだろう。 pic.twitter.com/01hUS8KsS6— 12球団OK (@handfulsand) May 30, 2020
近年減少傾向にある完投型の投手ですが、村上投手は生命線であるコントロールで長いイニングを投げられるという投手寿命に関わる大きな武器を携えており
プロ入り後もその魅力は発揮されるのではないでしょうか。
広島は投手育成において、ブレイクさせた投手を2年目に腐らせてしまう難点がありシーズン毎のメンテナンス、微調整が苦手にしているようなので
完成度の高い投手ならしっかり計算できる活躍を見込めます。
村上投手は2位指名でもいける、という評価もありますが外れた時に繰り上げで獲得する球団も出てくる可能性もありそうなのでここらで獲っておいても良いかなと思います。
2位 来田涼斗
生年月日 2002年10月16日
出身 兵庫県神戸市
出身校 明石商業高等学校
179㎝/83kg
右投/左打
ポジション 外野手
2020ドラフト候補
来田 涼斗(明石商業) pic.twitter.com/b3g6x0zGoa— ちなハム (@nhfdraftpro) August 13, 2019
強肩、強打、俊足という三つの武器を持つ高校生外野手。
50m5.9秒。遠投100m
と、能力が高く伸びしろもしっかり残された選手で、走力と打力の両立する選手獲得をモットーとする広島のチームカラーにしっかりマッチする選手。
守備にやや課題があるものの、、それを補って余りあるほどの打力が魅力です。
外野陣を見ると鈴木誠也選手はメジャーやFAなどで移籍の可能性もありますしレフトはたびたび代わります。
そして次世代の主力を担う小園、中村奨、坂倉らは全員内野手ですから若い素材型の外野手が欲しいところ。
3位 藤井聖
生年月日 1996年10月3日
出身 神奈川県海老名市
出身校 富士市立高等学校、東洋大学、JX-ENEOS
175㎝/78kg
左投/左打
ポジション 投手
社会人出身の即戦力投手の候補となっている藤井投手は貴重な左腕。
高校時代、3年夏の県大会でノーヒットノーランを達成。
大学時代は4年生の時に球速を150kmにまで伸ばし成長を見せます。
そして社会人野球でプレーする事を決めると社会人野球日本代表に選ばれています。
DeNA濱口のような正統派オーバーハンド。社会人になってから150キロの大台に乗ったし今後も追いかけて行きたい投手。
2020ドラフト候補 藤井 聖(JX-ENEOS)奪三振 https://t.co/pzkA68wIuO @YouTubeより pic.twitter.com/zfrTnryBLh
— しろさい (@shirosai_dra) February 11, 2020
社会人1年目の時に左肘に怪我をしており、そこから怪我防止のために「下半身をしっかり使かった投げ方」へとフォーム修正を敢行。
その甲斐あってか、空振りの取れるキレのあるストレートを武器とし、最速150km、平均球速140km台というスピードで
大きく縦に落ちるスライダーとのコンビネーションでアウトを積み重ねていきます。
非常に肩回りが柔らかいフォームをしており、球持ちも良いです。
しかし、制球力にはまだ課題としておりおおよそ構えたところに投げられるものの高めに浮くボールも目立つのでそこは修正が必要ですが
1軍で通用する武器があるので即戦力として期待できるかと思います。
スポンサーリンクまとめ
広島の投手陣は充実しているように見えますが、調子のムラが激しいのがネック。
先発を補強して大瀬良、森下、ジョンソンにプラス戦力を追加すればかなり手堅い野球が出来そうですし中継ぎも若手の活躍など将来的に伸びしろを感じるので
今年のドラフトはとにかく投手を揃えて通年で調子を通さず戦えるようにしたいですね。
今の主力が中堅となり土台を作って若手の台頭を上手く取り入れれば安定した投手力を築けますしとにかく投手、といったところ。