今回はドラフト会議のルールについて詳しく説明したいと思います!
ハズレ1位や抽選、ウェーバー制度など名前は聞いた事はあってもどういう意味かは分からないという方もいるかもしれませんが
ここではそれらも踏まえてドラフト会議のルールについてお話させていただきます!
スポンサーリンク目次
ドラフト会議のルール!
ドラフト会議で、選手の指名順をどうやって決めているのかイマイチ分からない、という方もいるかもしれませんね。
ここではドラフトでのルールを説明したいと思います!
まず、ドラフトの指名順ですが、当然あらかじめ順番は決まっています!
「ペナントレースで順位が低いとドラフトで有利」
ドラフトの指名順について知らなくともこの言葉は一度は耳にした事があるのではないでしょうか。
実はドラフトの指名順というのはペナントレースの順位と直結しています。
ドラフト指名の流れ ハズレ1位・抽選・ウェーバー制度について
1位指名の場合
まず1位指名の選手は「入札抽選」によって執り行われます。
希望の選手を選択し、全球団が同時に提出。
そして希望の選手が被れば「抽選」となり「クジ」を引く事になる訳です。
このクジを引く順番ですがこれは最下位チームから順に引く事になっています。
最下位チームは二つ存在する訳ですからどちらが先に引くかは交流戦の勝敗で決まりまるのですが、2019年より、1年おきにセ・パ交互に入れ替わる事となりました!
ほとんどパ・リーグが交流戦を勝ち越した事がキッカケとなっています。悲しい( ;∀;)
そして立て続けに優勝を続けたソフトバンク率いる工藤監督は一番最後にクジを引く事になるのですが競合が多いと当たりを引く確率はかなり低いので
気休め程度にはバランスの取れたルールなのかなと思います。
そしてクジを外したチームは再び1位指名を決める事になります。
これにより獲得した選手の事を「ハズレ1位」と呼びます!
阪神で言うと西純矢投手がハズレ1位にあたりますね。
星稜の奥川恭伸を1位指名しましたがヤクルトが入札して2回目の指名で獲得となっています。
また、近本光司選手はハズレはずれ1位という事になりますね!
1位指名に藤原恭大(ロッテ入札)、ハズレ1位に辰巳涼介(楽天入札)となり3回目の指名が近本選手だった事もあって
繰り上げで獲った選手で本当はドラフト1位レベルでないとも言われていましたが結果は大当たりでした。
1位指名は完全に公平性を保つため、同時入札という形でしたが、2巡目以降は完全ウェーバー制となってます。
スポンサーリンクウェーバー制度とは
ウェーバー制度という言葉を聞いた事はあっても意味を知らないという方もいるかなと思いますが
これは簡単に言えば低い順位のチームから選手を指名するというもの。
2019年ドラフトでは
ヤクルト(セ・6位)→オリックス(パ・6位)→中日(セ・5位)→日本ハム(パ・5位)
という感じでペナントレースの順位によって指名順が決まっています。
最下位2球団のどちらが1巡目を選択できるかは、これも1年おきの交互で、となります。
2位指名の場合
なので2019年の2位指名は
ヤクルト→オリックス→中日→日本ハム→広島→ロッテ→阪神→楽天→DeNA→ソフトバンク→巨人→西武
となっています。
3位指名の場合
3位指名の場合は今度は逆で、
西武→巨人→ソフトバンク→DeNA→楽天→阪神→ロッテ→広島→日本ハム→中日→オリックス→ヤクルト
となります。
スポンサーリンクまとめ
ドラフトの指名順位はペナントレースによって決まる訳ですから
一部のファンでは「わざと負けろ」「最下位になれ」という言う方もいる訳ですね。
2位指名での1巡目指名はなかなかもって侮れませんしペナントレースの結果で有望な選手を引き寄せられる可能性が変わるのなら贔屓にしているチームがどの順位に立つのかすごく気になりますよね。
こういう知識を持っているとペナントレースの見方が変わって面白いですね。