今回は阪神タイガース、上本博紀選手の戦力外についてのお話です。
10月29日に上本選手が今季限りで退団する事が決定しました。
球団は功労者に対してポストを用意しましたが上本選手は現役に強いこだわりを持っていた為
他球団移籍を模索する事に。
小兵でしたがチーム随一の俊足と意外性のある長打力がウリで、天才と称された選手。
ただ、才能に身体が追い付かず数多の故障に悩まされ、怪我さえなければレギュラーは確実だった選手だけに道半ばでチームを去るのはさみしいですね。
しかし、まだ34歳と身体の衰えはなく復活の可能性は大いにあります。
今回はどこの球団に移籍するのか、予想したいと思います!
スポンサーリンク上本選手のプロフィール
2008年、ドラフト3位で入団。
2014年は二塁のレギュラーだった西岡選手が守備中の負傷から代役を務める事になると、1番打者として見事にハマり、規定打席に到達。
打率276、7本塁打、38打点を記録。
当時、上本選手の独特のフォームとバットを極端に短く持つのが話題になりました。
2015年は2番打者を任されると、それにより不調となり精彩を欠く結果に。
しかし2017年は2番・セカンドとして再び主力として活躍。
金本前監督からは「打順は気にせず自分のスイングをすればいい」という助言があった事から2番打者の制約に戸惑う事なく力を発揮。
この年は125試合、打率284、9本塁打、38打点、16盗塁をマークしました。
2018年は試合中に盗塁を試みた際に足を負傷し、シーズンを棒に振り、2019年は糸原選手にスタメンの座を奪われ代打出場に留まりました。
2020年も不調でスタメン奪取とはならず2軍でくすぶっており、復活とはなりませんでした。
スポンサーリンク上本選手 戦力外・他球団移籍ならどこ?
阪神は、福留、能見とベテランに引退を申し出るなど若返り、血の入れ替えを断行しており、ドラフトでも8人獲得した事から本気でチームを変えようとしています。
チームは鳥谷選手の後釜が定まらず内野手を多く獲得し、そのうち1軍で二遊間は固定され始めている事からここ数年、戦力になっていない上本選手に区切りを付けようというのが
球団の気持ちでしょうが、数少ない生え抜き選手だけに退団はさみしいですね。
他球団移籍を希望していますが興味を示す球団はあるか。
他球団移籍ならどこ?
上本選手は4打席立たせてなんぼの選手で、代打ではあまり持ち味を発揮できません。
加えて代走も怪我のリスクがあり守備位置はセカンドがメインと起用が難しいのでかなり球団は厳選されると思いますが候補としては
広島、ヤクルト、DeNA
が挙げられるのではないでしょうか。
広島はセカンドには菊池選手がいますが、弟が在籍していますし縁のあるチーム。
そしてヤクルトは選手層が薄く、打力に期待の持てる上本選手の獲得に動く可能性あり。
DeNAは功労者の石川選手を戦力外にしたばかりですがセカンドの守備に就いているのがソト選手と柴田選手とかなり手薄です。
また、仲の良い大和選手が在籍していますし環境としてはやりやすいのかなと思います。
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まとめ
上本選手は怪我さえなければという選手ですし、復活の可能性も十分にある事から興味を示す球団は現れそうですが如何せん、セカンドがメインで守備固めできず代走もリスクがあるなど
制約の多い選手なので、フィットする球団は少ないと思います。
どこの球団も若返りを図る中で未知数な上本選手を獲得したいと思う球団は出てくるか。