今回は広島カープの新人王を受賞した投手たちのシーズンを振り返り、誰が一番凄い成績を挙げたのか比較していきたいと思います!
野村・大瀬良・森下といった完成度の高い投手をドラフトで引き当て続けておりどの投手も甲乙つけがたい能力の持ち主ですが1年目の成績だけを見ると誰が凄いのかはっきりさせていと思います!
スポンサーリンク目次
広島カープ 新人王投手の1年目を比較!誰が一番凄かった?
新人王を受賞した3人の投手を比較していきたいと思います!
野村祐輔
2011年ドラフト1位で入団した野村投手は
ストレート最速147km、スライダー、カーブを武器にする投手でボールのキレと制球力を生命線に高い能力を発揮する先発投手。
ドラフト年は菅野智之、藤岡貴祐らと共に「大学BIG3」と呼ばれ注目を浴び、広島に1位指名を受けると
1年目から即戦力投手として活躍。
先発ローテの主軸を務め、オールスターにも選出されました。
1年間フル回転を果たすと
27試合、9勝11敗、172回、103奪三振、防御率1.98
という成績を残し新人王に受賞!
大瀬良大地
2013年ドラフト1位で入団した大瀬良大地投手は
最速154km、カット、スライダー、チェンジアップ、フォークなど多彩な変化球によるバリエーションある投球術がウリの投手で、総合力で勝負するタイプ。
ルーキーイヤーでは
26試合、10勝8敗、3完投、1完封、151回、116奪三振、防御率4.05
という成績を残し新人王に受賞しました!
森下暢仁
2019年ドラフト1位で入団した森下暢仁投手は大学生№1投手として鳴り物入りで入団。
上体を反らすようにして投げ下すオーバースローが特徴で、
ストレート最速154km、カーブ、カット、チェンジアップを投げ分けます。
ストレートの球質は2500回転を記録しており
メジャーの平均が2200回転である事からかなり高い水準である事が分かります。
さらに落差の大きいカーブを武器としておりストレートとのコンビネーションで三振の山を築きます。
プロ1年目から先発ローテーションを支え、
18試合、10勝3敗、2完投、1完封、122回、124奪三振、防御率1.91
をマーク!
打線の援護に恵まれない中でゲームを作り安定した投球をシーズン通して披露しタイトル争いにも加わる程。
疲労を考慮し、残り1試合の登板機会を回避し最優秀防御率のタイトル争いは断念したものの大車輪の活躍はエース不在を完全に埋め合わせしました。
スポンサーリンク前田健太の成績は?
前田健太投手はPL学園出身、高卒でプロ入り!
プロ2年目にして佐々岡真司からエースナンバーである背番号「18」を継承。
相当な期待、そして前田投手に多大なる重圧がのしかかる中で素晴らしいピッチングを披露。
プロ1年目はファームにいたので新人王争いをしたのは2年目でしたがその時は惜しくも受賞とはなりませんでしたが
高卒、プロ2年目にして
19登板、9勝2敗、1完投、1完封、109回、55奪三振、防御率3.20
をマークしました。
2008年、新人王は巨人の山口哲也投手で
11勝2敗、防御率2.32と素晴らしい成績を収め堂々の新人王に輝きました。
前田健太投手はまだ20歳だった事もあり、大卒1年目にも満たない事から新人王争いには敗れましたが才能の片鱗を見せる素晴らしい活躍でした!
ちなみに大卒1年目にあたる2011年では
31試合、10勝12敗、4完投、2完封、192奪三振、216回、防御率2.46
という成績を収め、奪三振王のタイトルを受賞しています。
スポンサーリンク新人王 誰が一番凄い?
今回紹介した新人王投手の中では野村投手が一番素晴らしい成績を収めたのではないでしょうか。
二桁こそ乗りませんでしたが172イニング投げて防御率が1点台と素晴らしい活躍を見せました。
当時のセ・リーグ打者は野村投手に攻めあぐねていたのが窺えますね。
その次は森下投手が凄いですね。
素晴らしい安定感で打線の援護に恵まれない中ゲームを作る安定感はエース級の活躍でした!
広島の投手はハズレが少ない上、新人王争いを毎回演じているところが凄いですね。
野村、大瀬良、森下と新人王トリオが先発ローテを守っているチームはかなり珍しく豪華な顔ぶれですが次はいつ、新人王投手が現れるか。